先日大麻の所持で警視庁に逮捕されていた人気ラッパーの漢akaGAMI(41)
逮捕後に彼のかばんの中からは覚醒剤のようなものが見つかり、尿検査で覚醒剤の陽性反応が出ていたらしい。
ここではっきり言わせてもらう。
漢はダサすぎる。
漢はダサい
現在のブームの影響によりしょうもない大学生や若い女が参入してきていることで忘れられているのかもしれないがヒップホップは不良の音楽である。なので良いか悪いかは抜きにして暴力、大麻、覚醒剤とは切っても切れない世界なのだ。
しかし日本のヒップホップ界でこの「不良」の部分を感じさせるラッパーは少ない。商業としてやっている以上本物すぎる不良なんて表に出ることはできないからあくまでも「不良キャラ」で売るしかないからだ。
だが漢は違った。彼は現代のヒップホップにおいて「不良」を感じさせてくれる数少ないラッパーのひとりだった。
大麻の使用、所持に関しては漢を知っている人にとってはなんの驚きもないだろう。本人もそれを隠そうとしていなかったし使用をほのめかす発言が多々あったのはご存知の通りだ。
しかしながら覚醒剤となれば話が違う。
漢は以前テレビ番組で『僕らの音楽の業界ではドラッグがまん延していると言われるのは全然違うと思っている』という発言をしていたがその言葉は何だったのだろうか。
まん延はしていないけど自分は使っているということなのか?
それともこの番組の後に使用し始めたのか?
何であれ彼の言葉に説得力はない。
俺は漢が好きだ。だからこそ言いたい。
今回の漢はダサすぎると。
まとめ
先述したようにヒップホップは不良の音楽だしラッパーは不良だと言われればそれまでの話だが俺はヒップホップが好きだ。
しかし今回の漢の行動は何一つとして擁護することができない。関係者やヘッズたちで漢を擁護している人も多いが正直気持ち悪いし虫酸が走る。
漢が好きであることとこれは全く別の話で混合してはいけない。ダメなものはダメだと言うべきだ。
アングララッパーの代表格だったZeebraや漢自身を筆頭とした世代がヒップホップ業界を盛り上げてきたのにこんな事件が続くとまたアングラに逆戻りだろう。
漢の功績は偉大だが今回の件は明らかに下手打ちだし真面目にやっているラッパーや後輩たちの足を引っ張る行動であったのは間違いない。
